要請を受け、大阪大学医学部附属病院にて、2024年11月8日・9日の2日間にわたって実施された、近畿地方DMAT※ブロック訓練に大阪大学大学院人間科学研究科と一緒に参加いたしました。当センターは、大阪大学大学院人間科学研究科と「災救マップ」の情報提供行いました。
本訓練は、大規模な地震により甚大な被害が発生した際の医療活動における組織体制の機能と実効性に関する検証を行い、防災関係機関との相互協力の円滑化を図る事を目的とし、近畿2府4県で毎年実施されている訓練です。
2024年11月8日(金)午後2時に、大阪府北部を震源地とするマグニチュード7.5、最大震度7の地震が発生し、大阪市内を中心に多くの死傷者が発生するなど、府内が甚大な被害を受けたという想定で訓練が行われ、当センターは大阪大学附属病院に設置された拠点にて災救マップを用いて情報提供にあたりました。
※DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多数傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48 時間以内)から活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームのことです。